あみちゃん、入院しました。
いつもの大学病院のICUです。

記録のため、ことの詳細を書いておきます。(長いです)


10月の頭に熱を出して、風邪という診断でした。
ジスロマックを飲みアンヒバ坐薬を使って熱を下げ、回復しました。


その10日後の10月11日(火)に、あれ?顔がちょっとむくんでるかな〜と思っていたら、毎日測っている体重が突然120g増え、明らかに尿量も少なくなっています。
これはおかしいぞと、在宅の主治医に血液検査をしてもらったところ、心臓への負荷を表すBNPの数値がいつもは350くらいのところ、4,800になっていました。


その翌日10月12日(水)はちょうど大学病院の定期外来の日だったので、採血・心エコー・心電図・レントゲンを撮ってもらいました。
血液検査の結果では、BNPは4,415、心臓の収縮率がいつもは45%くらいのところが25%くらいに落ちていて、肝機能の数値が軒並み高くなっている。炎症反応CRPは0.74なので高くはありませんでした。
心エコーでは肝臓の血管が腫れていると言われました。

本来なら入院となるところでしたが、たまたまその前日に病棟でRSウイルスの患者さんが出たとかで、新規の大部屋入院患者を入れられないということになっていて、個室で付き添い入院できないかと言われました。

うちでは弟は完全母乳だし、夜中に見れる人もいないし、日中ずっとオーマ(祖母のこと)にみてもらうことも現実的に難しいので、個室での入院を断り、、

尿が出ていないのが原因だと、粉薬の利尿剤ラシックス+アルダクトンを増やしてタナトリルを中止に。そして帰宅しました。


それからの経過はこんな感じです。

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翌日10月13日(木)再度外来で検査。
心エコーを念入りに診てもらい、前日とは変化見られず。


翌週10月19日(水)再度外来で検査。
BNPは5,801まで上がってきているものの
肝機能の数値は少し下がってきている。
心臓の収縮率は17%と更に低い。
CRPは0.18で炎症反応は見られず。
まだ病棟はRSウイルスで解禁されていない。


翌週10月26日(水)再度外来で検査。
BNPは4,997まで下がってきている。
肝機能の数値も少し下がってきている。
心臓の収縮率は20%に微妙に回復。
CRPは0.07。
もう一週様子見となる。


翌週11月4日(金)再度外来で検査。
BNPは4,300まで回復。
肝機能の数値は前週と変わらず。
心臓の収縮率は30%まで回復。
CRPは0.18。
このまま回復するかも!?
ラシックス+アルダクトンの量を7割に減らしてタナトリルを再開。
翌週は在宅医に診てもらうことにして、二週様子見となる。


翌週11月11日(金)、在宅医の診察。
むくみが取れてきたようす。
引き続き経過観察で。
血液検査はせず。


翌週11月14日(月)、土日に尿量が極端に減り、顔がむくみはじめた。

1日様子を見るもおかしいので、11月16日(水)に在宅医に来てもらい、診察と血液検査をしてもらう。
在宅医が大学病院の主治医に電話するも先生はアメリカの学会に参加のため国内にいないことが判明。
利尿剤を減らしたのが良くなかったのではないかと、在宅医の判断でラシックス+アルダクトンを前回と同じ分量に増やしてもらいタナトリルは中止。


翌日11月17日(木)、血液検査の結果が出る。
肝機能の数値が上がっている。
BNPは在宅医の血液検査では結果が2日後に出るためこの日には分からず。
あきらかに顔や手足にむくみが出ている。
体重も14日から見ると毎日50gずつ増えてきている。


そして翌日11月18日(金)、大学病院での外来。
BNPが8,380に上がってしまっている。
肝機能の数値も上がっている。
CRPは0.18で炎症反応なし。
体重は一週間で約600g増えている。
心臓の大きさも70%くらいだったのが80%くらいあり、肥大しているようす。
病棟のRSウイルスの心配はない。

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これは、一度入院して、点滴でむくみを排出する強めのお薬と、心臓の動きを正常に持っていくためのお薬を入れて、在宅で心臓の飲み薬を使えるようにモニタリングしていくのが、一番良いのではないか、と、入院となりました。
RS患者の出たという一般乳児室ではなく、小児のICUです。点滴も細いカテーテルを血管に通して確実にお薬を入れていきます。


弟の生まれた5月の検査入院では、小児病棟で、一番程度の軽い患者さんたちが入る大部屋で、その時期新人の教育を兼ねていたこともあり、かなりひどい扱いを受けていました。
そのこともあって、一般小児の大部屋へ入れたくなくて、それをするくらいなら、家で診る!と、この数週間がんばってきましたが、いよいよ、在宅看護の限界かなと考え、小児のICUできちんと治療をしてもらえるという約束をしてもらい、入院を決めました。

かなりひどい扱いというのは、柵に頭をゴチンゴチンぶつけてても放置、泣いてもかなりの間放置、鼻水が出ていても放置してカピカピになっている、お願いした普段の生活の流れなどほぼ無視で看護師さんの都合の良いようにずらしてお世話するなどでした。
今までそういうことがなかったので、かなりショックを受けて、入院に対して消極的になってしまったのもそれが原因です。


今回は、心筋炎による心不全という診断がついて、急速に治療を要するということで、集中治療室ICUで管理してもらえるので、前回の検査入院とは違いますと説明されて、前回のことは謝られました。



入院になる前日の夜、かなり喉がヒューヒューいって、鼻水と痰が絡んで泣いて苦しそうでした。
上体を起こすと少しラクそうだったので、一晩中、抱っこしてソファーに座っていました。

明け方、弟が大泣きするまでの4時間くらいでしたが、ずっと抱っこしていろいろ考えていました。

ふと、ああ、あんまり最近あみちゃんをちゃんと抱っこしてあげてなかったなと反省しました。

あみちゃんは、いつのまにかとっても大きく重たくなっていました。

背中や手足をマッサージしながら、心臓さん・肝臓さん・腎臓さん、うまく働けますように、と声をかけました。

あみちゃんはすやすや寝てくれて、いびきまでかいていたので、気持ちよかったのかな。꒰ღ˘◡˘ற꒱

顔がむくみでパンパンだし、あごも輪郭見えないし、ああ、明日は入院するんじゃないかなと思いました。


案の定、入院となったわけですが、

先生に、思うところをぶつけました。
納得しての入院です。

先生と目標を立てました。
1ヶ月でお家へ帰ろう!

もし思うように回復がいかなくても、
少しでも帰れそうなら、クリスマスと年末年始は一時帰宅もできるし、そこを目標にしましょう、と。


あみちゃんは、開胸手術も、口唇裂の手術も乗り越え、なんども息止め発作からバギングで蘇生し乗り越えてきたので、今回も大丈夫だと信じています。


入院当日は、緊急入院となったので、何も入院の用意をしてきていませんでした。(予想はしていましたが、期待を込めて用意をしていかなかったのでした)

そのため、あみちゃんが病棟へ入ったあと、おむつやバイパップ、必要なその他もろもろの入院グッズを取りに、家と病院を2往復しました。帰宅ラッシュに巻き込まれてヘロヘロになりました。
普段外出が少ないので筋力も体力も衰えたんだなーと実感。。


久しぶりの病院通いがはじまります。
病棟へは弟を連れてはいけないので、おばあちゃんとお留守番してもらうか、近所の保育施設の一時預かりを利用できないか交渉することになっています。


きょうだいがいて入院しているママたちは本当に大変で強いんだなと改めて尊敬します。


久しぶりに、お家にあみちゃんがいないので、淋しいですが、できるだけ毎日会いに行こうと思います。


最後にあみちゃんの写真を載せます。
顔がむくみでパンパンですが、回復する気満々なので、これからのその様子を比べていきたいと思います!(*^_^*)


点滴で動けないよ〜。
お気に入りのゾウさんのぬいぐるみをひとつ持ってきました。


入院直前のあみちゃん。顔がむくみでまんまるになってしまいました。


せっかくなのでこれを機にブログも再開しようと思います。
これまでの出来事もまた記録として過去の記事を更新していきます。

いつも心配や応援をしてくださり、ありがとうございます。
とても感謝しています。